2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 2010年11月 | トップページ | 2011年2月 »

2010年12月

2010年12月28日 (火)

全日本フィギュアスケート選手権総括(女子)

優勝 安藤美姫選手。
このところの彼女は本当に精神的に強くなった。
ジャンプも安定し、自分の演技にかなりの自信をもっていることが伺える。
今回は、かえたばかりのショートプログラムも無難にまとめ、フリーでも自分の最高の演技をすることができてGPフリーにつづいて力強いガッツポーズがでた。
点数をみると、技術点が浅田選手よりも9点以上、演技構成点も少しだけ上だった。
実際ジャンプはミスがなくエッジエラーも回転不足もなく、すべてにおいて加点がもらえていた。それに点数が1.1倍になるフリーの後半にジャンプを5つもってきたことも
好影響だったようだ。
本シーズンの安藤選手は強い・・・何をいわれても動じないしたたかさも感じる。
世戦で力を発揮できるか楽しみである。

2位 浅田真央選手。
彼女は本当に強い。あれだけ追い詰められて、ここまで演技をまとめてこられた精神力はすばらしいと思う。どのポーズをとっても美しく、休みなく動いている。それでいて疲れを感じさせない流れるような演技。
ジャンプこそ、まだまだ本来のレベルまでたっしていないが、本人なりに今できることを演技に出し切れたということで、あの素敵な笑顔をみられて本当によかった。
佐藤コーチ夫妻とハグする浅田選手を見て、彼女はとてもいい環境でがんばっているんだなぁと実感できてこちらもうれしかった。
世戦まで、どこまでレベルを上げられるかとついつい期待してしまうが、無理なく調整をすすめていって、またあの笑顔をみたいものだ。

3位 村上佳菜子選手 
ショートにミスがでたものの、今回フリーでくずれることなくミスなくすべりきった。彼女も一皮むけたように思う。自分に自信もついてきたのが伝わってくる。
ただ・・・今回ジュニアの選手、特に庄司理紗選手などと比べると、やはり姿勢が前かがみでジャンプが荒いこと、ルッツエッジのエラーが気になってしまう・・・今のジュニア選手が上にあがってくると、このままだとあっさり抜かれる可能性もあるのではないか。
ジャンプレベルがピークの今の時期をこえてからの彼女の成長を期待する。リズムのとりかたは間違いなくうまいと思うので・・・。
代表入りの発表のときに、拍手が少ないなぁと感じてしまったが、やはり過剰な売込みがかなりの人に反感をもたれてしまっているのではないか。特に今回は初めから世戦入りが決まっているかのような報道もされてしまい、こういうことは彼女にとってマイナスになってしまうように感じた。

4位 鈴木明子選手
ショートでのひとつのジャンプのちょっとしたミスが致命傷になってしまったようだ。そこで出遅れたことによってフリー滑走順が早くなり、点もでにくくなったし焦りからミスもちらほらでてしまった。本当に本人は無念だっただろう。
それにしても暫定順位世界2位だというのに世界選手権代表になれないというのはなんともかわいそうな気がする。

おまけで・・・庄司理紗選手。彼女は妖艶な雰囲気さえ感じられてとても14歳とは思えなかった。体系も容姿も演技構成点をもらいやすいタイプなのではと思う。
高難度ジャンプもこなし、姿勢もきれい。今後楽しみな選手だと感じた。

世界選手権は3月、東京代々木にて行われます。
日本選手が表彰台に何人のれるか楽しみです。

全日本フィギュアスケート選手権総括(男子)

世界選手権よりもずっとレベルが高いといわれる(シングルにかぎる)全日本選手権が終わった。
結果は男子も女子も予想通りの面々が表彰台にのり、世界選手権の代表を勝ち取った。

日本の中だけの試合なんてと思う人が多いだろうが、選手にとって全日本のタイトルは特別なもののようだ。
客観的にみていてもGPシリーズなどよりもずっと緊張して試合に臨む選手が多かった。それゆえ上位陣にもちらほらとミスがみうけられ、本来の力を出し切れずに終わってしまった選手も多かった。

まず男子。

優勝は小塚崇彦選手。彼は本シーズン好調の波に乗り、点数もコンスタントにでるようになったことで自信もつき、この結果に繋がった。
全日本の点数は参考記録になっており国際大会のそれと単純に比較はできないのだが(全体的に技術点の加点や演技構成点が高め、反面回転不足・エッジエラーの取り方が厳しめ?!)、
今回は特に演技構成点評価はGPシリーズよりも高く、世界チャンピオンレベルのものとなっていた。
これは本人も手ごたえを感じるだろうし、うれしかっただろう。
だが、本人的にはミスがでたことでちょっと完全燃焼ではなかったようだ。
国際大会でこの程度のミスが出ても同じような演技構成点がもらえるようになってくれればと思う。

2位、織田信成選手。今回ショートもフリーも4回転転倒。彼の4回転の成功率は高いほうなのだが、ちょっとした心の揺れなどでミスもでて、そうなると彼にとって気持ち的に成功したいと強く思っている武器である4回転の失敗が足をひっぱってしまうことが多かった。
でも今回はその後大崩することなく3A転倒もあったがなんとかまとめて総合2位で逃げ切った。

3位高橋大輔選手。彼はやはりまだファイナルの衝突の影響が残っていたのではないかとちょっと思う。
ただここにきての彼の心配は技術点が下がってきていることだ。
ステップはすばらしいのだが、4回転の成功率もいまひとつ、また他のジャンプもちらほらミスがでたりスピンのレベルがとれていなかったりする。
最近ではその技術点のマイナスを演技構成点でカバーという傾向があり、このままでは演技構成点そのものにも下がったりする影響がでかねない。
まだ世戦まで約3ヶ月弱あるので、体調を管理しつつ、本来の力を発揮できるよう願っている。

4位羽生結弦選手。今回やはり残念ながらトップ3には届かなかった。
ショートはすばらしいできだった。が、フリーの4回転が3回転になり、最後少々スタミナ切れしてしまったのが惜しかった。
たとえば外国選手など、スロー部分でうまく休んでいるのをみるが、彼もプログラムにもう少し余裕をもたせつつ、少しずつ慣らしてレベルをあげていくのもいいのではないかと思った。
他の男子選手にはない柔軟性を生かした特徴的な演技、それにもましてジャンプも安定してくると近い将来トップを狙える選手に成長していくだろう、期待している。

2010年12月23日 (木)

全日本フィギュアスケート選手権大会開幕(女子)

現在女子の実質の有力候補は4人。
浅田真央選手、安藤美姫選手、鈴木明子選手、そして村上佳菜子選手。
浅田選手の出来次第になるかと思う。
ジャンプの矯正でシーズン序盤は思うような成績があげられなかった浅田選手。連盟は特別扱いしないといっており、この大会で上位3位以内に入らないと3月の世界選手権の代表からははずれてしまうだろう。
個人的には3月までまだあるのだから、真央ちゃんにチャンスを与えてほしいと思う・・・が、たとえば全日本の結果も出せないのに無理に選ばれても当の本人は満足しないだろうし、そうならないことも本人も納得しているし(だからラストチャンスと真央ちゃんも答えている)、それでうまくいかなければまたマスコミにたたかれるから・・・。

話を戻すが、もし浅田選手が実力を発揮できた場合。
そのときに落とされるのはやはり鈴木選手になってしまうと予測。
フィギュアの採点は公平のようでいて、ある程度は勝たせたい選手を勝たせるように操作できるのではと思う。
もし鈴木選手と村上選手がふたりともミスなくベストの演技をした場合。
おそらく鈴木選手は演技構成点で村上選手と同じか少し低めぐらいの点がつけられ、技術点のGOEやエッジエラー、回転不足などのとり方を厳しくされて、少しでもなにかあるとここぞとばかりひかれるに違いないと私はみている。
あと女子で注目はジュニアの庄司理沙選手。この子はジュニアなのに、なんとも大人の雰囲気の出せる選手のようだ(ようつべで見えにくい画像しかみたことないので今回よくみてみたい)。

私は真央ちゃんの演技が見られることが一番の楽しみ。
彼女の演技は無駄がない、間抜けたお休みがない。どこをとっても美しくて癒されるのです。
たとえジャンプがうまくいかなくても何度もみたくなる。
真央ちゃんの笑顔をみたいなぁ・・・

Canon インクタンク BCI-321(BK/C/M/Y) BCI-320 マルチパック

新品価格
¥3,528から
(2010/10)

全日本フィギュアスケート選手権大会開幕(男子)

今日から長野のビッグハット(オリンピック競技場)にて全日本フィギュア選手権が行われる。

いまやシングルにおいては世界選手権よりレベルが高いといわれるこの大会、この大会の成績が出た後、来年3月東京代々木で行われる世界選手権の代表男女各3人が決まる(日本は男子も女子も最高枠3枠)

今年の世界選手権の出場者の選考基準。
(1)GPとGPファイナルの日本人上位3人
(2)全日本選手権3位以内
(3)全日本選手権終了時の世界ランクの日本人上位3人

まず男子。
高橋大輔選手、織田信成選手、小塚崇彦選手で決まりかと思う。
ジュニアあがりの羽生結弦(ゆずる)選手もかなりのレベルまであがってきているが、男子の場合は選手としてのピーク年齢は女子より若干高い。
ジュニアあがりでは円熟味、迫力、スタミナに欠けてしまうところがあるのでトップ3をやぶることは難しいと思う。あと注目は町田樹選手か・・・

男子は、上位3人の順位に注目したい。
ジャンプさえ失敗がなければ圧倒的な点になるであろう高橋大輔選手、また最近確実に上位を狙える位置につけてきた小塚崇彦選手。
そしてまだまだジャンプの安定性では2人の上をいっているかもしれない織田信成選手。

次の世界選手権は、織田選手が昨シーズンの世戦で予選落ちしてしまったため、今年の代表3人目の選手は予選(今年からできた)からかちあがらなければならないらしい。
それがだれに回ってしまうのかもちょっと興味深い。

2010年12月20日 (月)

パリで浅田真央さんは「わたしはスケートが好きなんです」と言った

「もしドラ」の著者 岩崎夏海さんが浅田真央さんの本を書くそうです。真央ちゃんを見る目がとても温かく感じられます。

もうすぐ全日本選手権。やっと真央ちゃんの演技をみることができます・・・待ち遠しい。

ジャンプの矯正はまだまだかもしれないけど、彼女の成長をみまもっていきたい。
真央ちゃんのひたむきな努力がいつか報われる日がきますように。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20101213/217523/?P=1

2010年12月13日 (月)

フィギュアスケート世界選手権の代表のことで・・・

今年の世界選手権の出場者決定の基準。
(1)GPとGPファイナルの日本人上位3人
(2)全日本選手権3位以内
(3)全日本選手権終了時の世界ランクの日本人上位3人

・・・・このいずれかの基準を満たすことが条件。(過去に世界選手権6位以内の実績がある選手はケガなどで出場できなくても救済の可能性はある)

そしてもうすぐ選手にとって大事な全日本選手権。
なのになんでこんな時期にフィギュアスケート世界選手権の記者発表なんてやるんだろう。
しかもそこに織田選手と村上選手がいた・・・もう二人は世戦出場が決まったかのよう。
こういうことをすると知らない人はほぼ決定と思うだろうし、仮に出られないと「なんで**はでないの?」と問い合わせもくるだろう。

昨年度は例年と違ってグランプリファイナルの日本人トップはオリンピックの代表内定となっていたがこれは昨年に限ってのこと。
本シーズンはグランプリトップは世戦内定なんて決まりはない。
スケ連の伊東委員長はグランプリ3位の村上選手に「大きなアドバンテージ」などといってしまったが、あたかももう決まりと思わせてしまうこんな発言はいかがなものか。

数日前に真央は特別扱いしないと発言した橋本会長といい(もともと浅田選手は今までも特別扱いなどうけず実力で代表をもぎとってきたし本人もそんなことはわかっているからこそ全日本をラストチャンスだからといっているのに)、なんで全日本選手権前にぺらぺらと選手たちが動揺するようなことをマスコミに話すんだろうと思う。

2010年12月12日 (日)

フィギュアスケートグランプリファイナル2010感想(女子)

1位 アリッサ・シズニー選手
2位 カロリナ・コストナー選手
3位 村上佳菜子選手
4位 鈴木明子選手
5位 安藤美姫選手
6位 レイチェル・フラット選手

昨年全米1位のレイチェルフラット、どうしたんだろう。いつもの彼女のジャンプの切れがまったく感じられず、スピードも遅く・・・こんな彼女の演技はみたことがなかった。
彼女以外は点差の少ない結果だった。

優勝のアリッサシズニー。彼女は2年前の全米で1位になったことがあるものの、ジャンプにミスが多く3-3ももともと跳べずでいつもさほど点が伸びなかった。今年のGPシリーズでもちらほらジャンプミスはあったが、他の選手もミスが多かったということでファイナルにあがれたというのが私の印象だった。
が、今回ファイナルではジャンプは回転不足もいくつかあったもののなんとか転倒せずまとめ、彼女の武器であるスピン、スパイラルを存分にアピールできていた。そしてスケーティングの伸びがさらによくなってきたように思う・・・コーチに佐藤ゆかさんが加わった成果がでてきているのかもしれない。
本当の意味で全米の中でもトップを争える力がついてきたのではと感じた。

カロリナ・コストナー。確かに優雅なやわらかさと上品さで彼女の演技は好きだ。が、あそこまでかたよったジャンプ構成で表彰台にのれてしまうのはいかがなものか・・・。ルッツもフリップもなく、3-3もなく(SPは3Tの3-3(村上選手と同じ)を入れていたが)。
3Tと2Aの単独ジャンプを3ついれ、失敗のないようにと練りに練った構成。ルール上はなんら問題はないが・・・。こういう構成でも彼女の場合は演技構成点はしっかり出る。
彼女の復活は喜ばしいことなのだが手放しで喜べない・・・そんな気がしてしまった。
これで勝ててしまうなら、、、かりにコスと同じジャンプ構成なら今の真央ちゃんにも無理なくできる。
真央ちゃんのジャンプ矯正の努力はなんなの?とすら思えてしまうが、それについてはあとで。

村上選手はプレッシャーにも負けず、今の実力は出しきってよかったと思う。こういう試合で自分の演技に集中できる力をもててくると強い。このまま伸びていってほしい。
でも・・・やはり前かがみとジャンプの粗さが気になってしまうんだなぁ。

もしかしたらこの試合で一番ダメージがあったのは鈴木選手かもしれない。彼女なりの実力をほぼ出し切ったと思える演技だったのに演技構成点は村上選手とさほど変わらない結果だったし総合順位は村上選手の下に甘んじた。
・・・これは日本選手のなかの3番手から落ちることを意味する。
今、浅田選手の状況が状況なのでなんともいえないが、浅田選手のジャンプ調整がうまくいってトップに入ってくると世界選手権などの3枠から落ちるのは3番手か4番手の鈴木選手か村上選手の可能性が高い。
真央ちゃんが間に合うのかはなんともいえないが・・・世戦出場者が実質決まる全日本選手権はクリスマス頃だ。

安藤選手はSPの曲を2週間前に変えたことが裏目にでてしまったのではないか(普通そんなに短期間で曲を仕上げるのは不可能ではと思うのにやってのけたのはすごいことだと思う)。
また、SPのコンビネーションジャンプ3-3がルッツループの難しいコンボであることが安藤選手のSPが失敗しやすい原因のひとつかと思う。
今回は次のフリップジャンプにも影響してしまったのも痛かった。
セカンドループの3-3はかなり不利になってしまうことを改めて感じてしまった。
結果、フリーだけならダントツの成績だったが、いかんせんSPだけでトップとの差が13点以上も開いてしまっていた。
これではいかに安藤選手といえどもフリーでの逆転は難しかった(上位の選手が大きいミスを連発すれば不可能でもなかったのだが)。

村上選手は本シーズンシニアデビューはグッドタイミングだったと思う。本シーズンのシニア女子のレベルダウンもさることながら、本シーズンのジュニアはシニアよりもずっと技術的レベルが高いという現象がおきている。
ジュニアファイナルの女子トップクラスは技術レベルが高い。GPFジュニアトップのソトニコワだが、安藤選手と同じ3ルッツ-3ループを跳び、見事認定されている(セカンドループ認定はこのところずっとなかった)。
ジュニアは体重が軽くジャンプが跳びやすいということもあるのだろうが、彼女たちは間違いなくソチ五輪にでてくる。それを考えると、浅田選手の「今のうちに自分のジャンプを見直してしっかりしたものにしておく」というのは必要なことなのだなぁと思う。

次は全日本選手権。これで世界選手権の日本代表3人ずつが決まります。

Canon インクタンク BCI-321(BK/C/M/Y) BCI-320 マルチパック

新品価格
¥3,528から
(2010/10)

フィギュアスケートグランプリファイナル2010感想(男子)

試合は本当にやってみないとわからない。男子も女子もこれを痛感した結果だった。
1位 パトリックチャン選手
2位 織田信成選手
3位 小塚崇彦選手
4位 高橋大輔選手
5位 トマシュ・ベルネル選手  6位 フローラン・アモディオ選手

やっぱり公式練習の高橋選手と小塚選手の激突、これが結構高橋選手に影響をあたえてしまったのではないかと思う・・・高橋選手はあくまでも「ちょっと痛みがある程度。(失敗は)足にきてしまったから」といっていたが、一説には足の付け根と臀部を強打、首も軽いムチウチだったらしい。

日本選手は普段から仲がよい。そして高橋選手と小塚選手も二人とも性格もよく普段からとても仲がよい。
今回の衝突で、高橋選手は小塚選手を気遣い、衝突直後も動転しながらそばにきた小塚選手に「全然気にしないで、大丈夫(だから)」と声をかけていた。小塚選手は小塚選手でこの後の練習で失敗も多かったという。彼のことだから、高橋選手に悪かったと気にして、試合でも演技が萎縮してしまうのではないかと危惧した。
そしてそのせいだけでもないとは思うがやはりふたりとも本来の力をだしきれなかった。
実際高橋選手の演技後に小塚選手は真っ先にあやまりにいったという。

織田選手はSPで見事な4回転を決め首位にたった。もともと織田選手は高橋選手やパトリックチャン選手に比べて「演技構成点」がいまひとつ出してもらえない。だから上に行くにはショートから4回転を入れていかないと勝てないと思ったそうだ。これはフリーでもミスなく高難度のジャンプを決め、なおかつチャン選手に大きいミスがでないと勝ち目はないことを意味する。
それに私は織田選手は最終滑走になったらミスするのではないかという気がしていた。
はたして、チャンが演技をおえてまだ点が出る前に「あぁ、チャンのミスがこの程度ならもう織田選手がノーミスでもチャンが勝ちだな」と思ってしまった。
そして、やっぱり織田選手はミスをかさねてしまい、ベストの演技ができなかった。

チャン選手は本シーズンのGPシリーズで、何度転倒しても演技構成点であれほどの点をだしてもらえるということがわかった余裕からか、試合前から勝てる自信があると発言していた。
先シーズンのヨナのように自分はいつも演技構成点をだしてもらえるとわかると、そして今シーズンのチャンのように転倒しても転倒しても自分の予想ほど点が下がらず表彰台にのれてしまうことがわかると、その選手は萎縮することなく安心して思い切ってジャンプをとべるようになる・・・これは選手にとっては心理的にもとても楽なのではないかと思う。

今回の演技はチャン選手が優勝ということは納得できる試合内容だろう。
が、、、やはり「演技構成点」(PCS)が高すぎる。フリー2位の小塚選手と演技構成点の差はなんと10点弱もある。
PCSでこれほど点差が開く内容だったのだろうか。
確かに今回の小塚選手の演技は前回のGPのときよりもジャンプもあやうかったし(私の気分的な見方からそうみえたのかも?!)なんとなくいつものほうがのびやかに滑っているように見えた。
でもチャン選手とそれほど差がつく演技だったかと思うと疑問だ。
それにGPシリーズでも証明されてきたように、チャンのPCSはどんな演技をしても絶対下がらない気すらする。

それにしても日本選手は本当に3人ともレベルが高い。おそらく全日本選手権もこの3人が上にいき、世界選手権に出場することになると思う。
その場ではぜひとも心身ともどもベストコンディションで表彰台を狙ってほしい。

2010年12月 8日 (水)

フィギュアスケートグランプリファイナル2010(女子)日程追加

☆日本時間
12/10(金) 19:25~20:11 男子ショート 
12/10(金) 20:30~21:16 女子ショート 
12/11(土) 17:55~18:51 男子フリー 
12/11(土) 19:10~20:03 女子フリー 
12/12(日) 15:00~17:30 EX 
☆テレビ放送予定
12/10  20:00~21:48 テレビ朝日 男子女子ショート
12/11  19:00~21:21 テレビ朝日 男子女子フリー
12/11  13:00~14:50 BS朝日 男子女子ショート
12/11  21:35~24:00 BS朝日 男子女子フリー
12/12 18:56~20:54 テレビ朝日 EX
12/13 22:00~23:40 BS朝日 EX
あまり気乗りがしないが、一応女子も(^-^;・・・

安藤美姫、アリッサ・シズニー、カロリナ・コストナー、村上佳菜子、鈴木明子、レイチェル・フラットの6人。
GPの成績は安藤選手が30ポイントでトップ、あとの5人は26ポイントだがひとつでも優勝があると上位に、そして同点だと総合得点が上のほうが上位にくる。
ちなみに総得点順だと安藤、鈴木、シズニー、フラット、コストナー、村上の順で、こちらのほうが本来ならその選手の実力に近い順位かなと思う。
グランプリシリーズの各試合の順位ポイントだけで決まるグランプリファイナルの出場権が実力だけでなく運もかかわることがわかるというもの。

安藤美姫選手・・・はっきりいってこのメンバーだと優勝候補かと思う。彼女はトリノオリンピックからのいろいろな挫折などを経験して精神的にかなり強くなり演技も安定してきた。最近はいつも演技に自信と落ち着きがあると思う。
彼女の3-3は3ルッツ-3ループで3Aを使わない3-3のコンビネーションジャンプのなかで一番難しいジャンプ。
なんとかループで回転不足を取られないようにと思うのだが回転不足をとられるとSPで上位にくることは難しいかもしれない。
あとロシア大会後、2週間しかたたないのにSPの曲を変更したそうだ。
彼女はシーズン途中に曲をかえることがよくあるが、それだけ器用で天才なのかもしれない。ただモロゾフの振り付けは止まってのお休みが多いような気がするので(浅田選手の演技と比べると一目瞭然・・・)他の振り付け師が振付けた演技を一度みてみたいと思ったりする。
彼女はきっと村上選手だけには負けたくないのではないかなぁ。

アリッサ・シズニー選手(アメリカ)・・・優雅な雰囲気の彼女は大変柔軟性があり、スパイラルが美しい。そしてスピンの回転速度がとても速く、よく加点をもらえているようだ。
彼女はジャンプがあまり得意ではないようで、いつもどこかで失敗する。
今回こうやってファイナル出場かなったのも、今年の女子のレベルが低めのせいで、ジャンプミスをする選手が多いからだろうと思う。
私はまだ彼女の完璧な演技をみたことがない(オリンピック前年の全米で優勝したときはどうだったかなぁ・・・)。彼女は逆回転。
ジャンプが決まってくると上位にいけるのではと思う。

カロリナ・コストナー選手(イタリア)・・・彼女も柔らかな上品さをもっているスケーターで、前はジャンプも豪快に決めていたように思うが、ここ数年精度が落ちてきて失敗が多いようだ。そのせいか、本シーズンはジャンプ構成をずいぶんとかたよったものに変えてきている(ルッツとフリップを入れていない)。こうやって苦手なものを入れないで上位に入るのはルール上は別にいいのだろうが、なんとなく納得しがたいものも感じる私。
ステップは評価されている。彼女も逆回転。かつて上位が多かったので演技構成点は高めにでる。

村上佳菜子選手・・・シニア参戦初でファイナルの出場権をえて、本人も表彰台にのりたいと思っていることだろう。その強い思いがプレッシャーにならずに自分の力を発揮できるかどうか。
彼女は新人ながらジャッジに演技構成点を出してもらえる選手に入れられているようなので、ジャンプをミスなく跳ぶといいところまでいくのではと思う。
彼女の3-3は前もいったとおりトゥループの3-3で難易度は低い。
が、彼女のジャンプは加点がかなりもらえ、その結果難しいコンビネーションのジャンプを跳ぶよりもずっと点がでるので(これってほんとにおかしなルールだと思うが)あえて難しい種類の3-3に変える必要もないのだろう。(そういえばこのところのジュニアは現ルールで有利になるこのトゥループの3-3をやる選手が増えてきたように感じる)
安藤・鈴木選手、そしてフラットがライバルかな。

鈴木明子選手・・・彼女も表舞台にでてきて名前もだいぶ認知されてきて、同時に演技構成点もだしてもらえるようになってきた。ジャンプの構成もスピンもステップも、しっかりレベルが取れるように研究しているなぁという印象がある。
特にステップは上手な選手という評価がついてくるようになってきたようだ。
やっぱりライバルは日本選手かな・・・

レイチェル・フラット選手(アメリカ)・・・昨シーズンの全米1位でオリンピック出場。バネのある選手で、よく3フリップ-3トゥループのコンビネーションを跳んでいたが、今回はやるかどうか。演技構成点は村上選手とほぼ横並びぐらいかと思うが、実力的には私はフラット選手のほうがちょっとだけ上ではないかと思う。失敗なくジャンプをとべれば上位にくるかも。

順位予想だが、全員ノーミスなら(このメンバーではありえないが(笑))安藤選手が優勝、2位コストナー(まず彼女のノーミスはありえない気がするが)いや、もしかしたら鈴木さんかも。
鈴木選手のジャンプは割と安定しているので可能性は高いかもしれない。
でもはっきりいって安藤選手以外の5人はちょっとしたことですぐ順位が入れ替わる実力差なので誰が2位でも3位でも不思議ではないと思う。

男女とも表彰台独占でもおかしくないと思うが、やはりバランス上、女子も日本人選手二人にあともう一人は他の国の選手が割って入ってくるのではないかと予想。

2010年12月 7日 (火)

フィギュアスケートグランプリファイナル2010(男子)

今週末、北京で開催される。
また私の好みが入った独断と偏見の解説です、お許しを。

今回私は女子より男子のほうが楽しみだ。
真央ちゃんのいない女子は興味半減(^_^;。
というか、女子は本シーズンどの試合も低いレベルでの争いになっていたし・・・何度も転倒した選手がトップになるとか表彰台にのるとか、そんな演技ばかりだった印象。

まず男子。
ポイント順に、小塚崇彦、高橋大輔、パトリックチャン、トマシュ・ベルネル、織田信成、フローラン・アモディオの6人。

小塚崇彦選手・・・本シーズンはすばらしい滑り出し。プログラムのジャンプ構成が無理なくなったせいなのか、2度目の3Aをきっちりコンボで決められるようになり、本来の彼のすばらしいスケーティングも生かされているすばらしいプログラムとなった。
4回転も安定してきてコンスタントに試合で跳べるようになってきている。
彼の本来の体全体を使った表現に加えて、本人も多少表情をつけないとと思ったのか、一応その点でも努力はしている(笑)。
でも私は顔でアピールするような演技より、彼のスケーティングでの表現が好きだ。
見ているとわかるが、本当に滑らかに滑っていく彼のスケーティングは本当に無駄がなくて滑らかで美しい。それに加えてエッジの深さ(傾き加減をいう)、軸のぶれのないスピン・・・何度も見たくなる演技だ。
いままで評価されるべき演技構成点であまり点をだしてもらえずいろんな試合で2番手3番手に甘んじることもあったが、やっとここにきて努力がみのってきたというかジャッジも認知しはじめてきたというか(日本の選手はジャッジへの直接根回しアピールをあまりしないからか?!)演技構成点上がってきて、「高橋選手、パトリックチャン選手の少し下」ぐらいの位置づけになってきた。
これで彼にもファイナルや世戦での優勝の芽が出てきたといっていいと思う。

高橋大輔選手・・・本シーズンはSPもフリーもラテン系の濃い雰囲気のプログラム。
私としては、う~ん、昨年のほうが好きかも・・・。でもこれからどんどん好きになるかな。
彼は踊れる選手で、確かに顔の表現もかなり入っているが(感情が入りやすいのかも、それはそれですばらしいかな)足裁きというか、リズム感というか、飛び抜けてうまいと思う。
私など、素人は選手によっては演技がみていて飽きてしまってつまらなくなる。でも彼の演技は見ていてまったく飽きないしメリハリもあるしさりげないポーズに技術がちりばめられていて魅力がある。
4回転も安定して跳べるように調子がもどってきたようだ。怪我をする前はフリーで2度4回転をいれていたのだから、GPFなり世戦なりで彼の納得いく難易度のジャンプを入れたプログラムをすべりきり優勝させてあげたい。

パトリックチャン選手(カナダ)・・・ファンの人ごめんなさい、はっきりいって私は彼がすきではない。他の選手の批判的なことをいう態度、ローリーニコル(チャンのコーチ&有名な振り付け師でルール改正にもかかわってきたとか)がジャッジに自分の演技の難しさをアピールしてくれていると言ってのける発言、言動が「男子版キムヨナ」という感じがして嫌なのだ。
自分がまだものにしていないうちはあれほど4回転はいらないと偉そうにいいはなっていたのに、跳べるようになってくると採点法が変わったのをいいことにプログラムに入れ始めるところなど、本当にしたたかだと思う。(でも前回の試合の4回転はすばらしいできだったのは認める)
かれは3Aに失敗が多い。
本シーズンの試合、ジャンプの転倒が多かった・・・にもかかわらず、演技構成点がいつも「異常」に高い。
スケーティングがうまいといわれるが、確かにうまいのかもしれないがそんなに高い点をだすほどかと思ってしまう・・・はっきりいって私は小塚選手のほうが上だと思ってしまうのだが(ひいきめだからかな!?)。
ロシア大会など、転倒が3度もあっても銀メダルだった。彼はよっぽどミスしない限りは優勝に近い点がもらえると決まっているようだ。

トマシュ・ベルネル(チェコ)・・・先シーズンまで4回転をいつもプロに入れていたのに、彼だけは時代に逆行して本シーズン4回転をいれずに無難な成績をだし、ファイナルにでられることになってしまった。彼の場合、4回転が成功しても他がぼろぼろということが多かったのでやむをえないかもしれないが、4回転をいれたうえで、きちっとまとめた演技をみてみたいと思う。

織田信成選手・・・2大会とも2位でファイナル出場。2試合目は彼のよくやるルール違反(コンボジャンプを間違って飛びすぎてしまった)で2位、それがなければたぶん優勝していたのではないか?なんども同じようなミスをしていると、そのうち代表に選んでもまたミスするのではないかということで落とされる可能性もでてくると思うので(日本国内の競争は厳しいので)もうこういうミスをしないでほしい。
彼のジャンプは入りはちょっと癖があるが、着氷がやわらかく伸びがあるのでよく加点される。実際転びそうに軸が曲がっていても着氷できたりすることも多い。

フローラン・アモディオ(フランス)・・・今回GPシリーズで6人目の枠をめぐって3人が同ポイントでならび、総得点でぎりぎりファイナル出場が決まった。コーチは安藤美姫と同じモロゾフ。う~ん、私は、彼の演技、あまり好きではないかも・・・。
フリーは「マイケルジャクソン」の曲を使っているので確かにのりのりかもしれないが、エキシビジョンっぽい振り、顔の作り方も少々わざとらしく見えてしまう気がしてしまう。
モロゾフの振り付けって、安藤選手にも感じるが、間抜けたお休みが多いように感じてしまう・・・。

で、優勝予想。
まず優勝はジャッジの傾向では高橋大輔、パトリックチャンのうちのどちらかだろうと思っていたが、小塚選手がすばらしいので彼も結構チャンスがでてきたと思う。
ジャッジに認知されてこないと優勝はよっぽど上位がばかみたいに崩れないと難しいのが試合だが、小塚選手も結構いい点をだしてもらえるようになってきたかもしれないのでこの3人で上位を争うのではと思う。

3人ともノーミスなら高橋選手、チャン選手、小塚選手か・・・
でも上位2人がミスをして小塚選手が完璧ならもしかしたら優勝は小塚選手かもしれない気もする。高橋選手はぜひともベストの演技でがんばってほしい。
織田君もできがよければもしかしたら3人にわって入るかもしれない。
が、日本人選手2番手だった彼だが、なんとなく小塚君が2番手、彼が3番手になってきたように感じる。

日本選手3人が表彰台独占というのもおかしくはないが、たぶんジャッジ上難しいと思うので、得点操作でチャン選手が多少ミスっても表彰台には入ってくるのではと思うがどうだろうか。

« 2010年11月 | トップページ | 2011年2月 »

海外現地オプショナルツアーを予約するならここがお勧め!私もよく利用しています!