島根(隠岐)の旅最終日(黒島、乳房杉、かぶら杉、玉若酢命神社)(6)
朝食の後、近くの海沿いを散歩。海の水はまだ冷たくない。静か。

ホテルをチェックアウト。9時半ごろYさん夫妻がまた車でホテルまで迎えに来てくださる。
気持ちのいい空気の中、今度は島の東側の海岸線に沿った道へ。


ものすごく切り立った崖を目の前に臨む船場やら、、、そんな驚きの絶景がところどころ見られる。写真右、最近中国の船が座礁したとか


沖に浮かぶ変な形の島、大久の黒島。
写真右、小学校、中学校の運動会をやっていた。みると子供より大人のほうが参加者が多いような。
近くの商店は「運動会のため休み」(^◇^;)

形が複雑すぎる。これが出来上がるって、まさに自然の不思議。
それにしても隠岐の杉ってすごい。
立派な太さの杉もあちこちにあるが、この乳房杉は樹齢は約800年、高さ約38m、周囲11m、主幹が15本に分岐してその部分からそれぞれ24もの乳房状の根が垂れ下がっている。
今だ年々伸長しているらしい。
木って、もとは小さな種なのにこんなに大きくなるなんて、元の大きさから何倍なんだか(°_°)…
そして再び1時間ほどのドライブ、かぶら杉へ。
こちらの杉も驚く。樹齢約650年、高さ約40m。根元から1.5mで6本の幹に分かれている。


ずっと眺めていたくなる奇怪な形。観光ポイントには妖怪のオブジェ


隠岐固有種のアザミ。 バスが通っているようだけど、杉を観るために降りたとしたら、この本数でどうやって帰るんだろう、他になにもない山の中なのに(^◇^;)
杉を後にずっと下っていき、お昼は西郷港近くの隠岐そばと海鮮料理のお店、味乃蔵へ
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新鮮なお刺身と隠岐そば。お蕎麦もおいしかった!ファミレスがないので親子づれも多いとか。
さて、今回の隠岐最後の訪問地は玉若酢命神社。



ここの立派な八百杉は高さ約38m、樹齢は千数百年!何本もの木に支えられている。


この妖怪はなんだろう?
神社の隣にある億岐家住宅。億岐家は代々隠岐国国司、玉若酢命神社宮司を務めた社家の家系。
茅葺き屋根と隠岐造りが特徴

住宅の横の竹林の竹は突然変異でこんな珍しい形に
そろそろフェリー出発の時刻。西郷港まで送っていただく。
Yさんご夫妻のご案内のおかげで隠岐の2日間、大変中身の濃い有意義ですばらしい時を過ごすことができた。
これほどたくさんの名所に連れて行っていただいてとてもありがたかった。
ひとつだけ残念だったのはロウソク島の夕日鑑賞が出来なかったことかなぁ。
(船の上でしかみられず船が高波で欠航)
そうそう、中国人観光客がほとんどいなくてよかった(^◇^;)


帰りはこのフェリーに乗船。フェリー乗り場は鬼太郎
西郷3時10分発、七類5時35分着。船は波が高めで行きよりも揺れた。
この日は高速船は欠航していたとか。甲板も危ないから出入り禁止になっていた。
七類から米子空港を通る米子駅行きのバスは6時発。松江駅行きより本数も少なく、バスは観光バス仕様ではなく普通の路線バス仕様。
空港を通るバスなのに荷物を預けられず、しかも荷物置き場もないってどうだろう(^_^;)。


飛行機出発時刻までかなり時間があり、空港は閑散としている。洋風のお店で、スパゲティやサラダ、そのあとまた居酒屋でお酒とつまみを。食べ過ぎ(^◇^;)。